今日はサーフィン初心者さん必見、PUとEPSの違いを説明します。
今後のサーフボード選びの参考になれば幸いです。

サーフボードは何でできてるの?

サーフボードはどのようにできてるかを簡単に説明すると、フォーム(ブランクス)+ガラスクロス(グラスファイバー)+レジンでできています。
フォーム、レンジには様々な素材があります。

フォームの主な素材

PU(ポリウレタン)

PUは一番歴史がある素材で価格は比較的安価です。
特徴は、他の素材に比べて重さがあります。適度なしなりがあり、板を踏み込むと跳ね返りがあります。

EPS(ポリスチレン)

新たに開発された素材の中で圧倒的に認知は得てるのではないでしょうか?
非常に軽い素材ですが、強度が高いのが特徴です。PUよりも比重が軽いので浮力があり、軽量なサーフボードができあがります。

XPS(ポリスチレン)

EPSよりも高気密な素材になので水を吸いにくいので耐久性に優れています。フレックス性でもEPSよりを超えているのではないでしょうか?
重さはUPとEPSの中間ぐらいのイメージです。

 

レンジの種類


レンジとは樹脂のことを指します。
サーフボード製作に使われているレンジには主にポリエステルレンジとエポキシレンジがあります。ポリエステルレンジとエポキシレンジは両方ともプラスチックですが、この2つの大きな違いは強度です。エポキシレンジの方が、ポリエステルレンジよりも強度があります。

フォームとレンジの組み合わせに対するメリットとデメリット

EPS、XPS + エポキシレンジ

メリット

・PUサーフボードに比べて軽く持ち運びが楽になる
・エポキシレンジがポリエステルレンジに比べて丈夫なので壊れにくい
・浮力がある分パドルが早くなる

デメリット

・強度が高い分、しなりずらい
・ボードが軽いので、少し安定性に欠ける。
・風の影響を受けやす。オフショアの日だと板がおりにくい。
・エポキシレンジは暑さに弱い。管理の仕方を気を付けなければならない。

EPS・XPSとエポキシレンジの組み合わせは、ロングボードであれば重量が軽い分のでパフォーマンス向きです。
ショートボードであれば、小波の時でもテイクオフを助けてくれるでしょう。
EPS、XPSとポリエステルレンジの組み合わせはありません。なぜかというと、フォームが溶けてしまうからです。

PU + ポリエステルレンジ

メリット

・重さがある分安定する。
・フレックス性に優れている。

デメリット

・小波の時は、重さがある分テイクオフが難し。特にショートボードのには影響が出やすいでしょう。
・EPSに比べると強度が弱い
・重いので持ち運びが大変。

ロングボードの場合、安定性を活かしてノーズライディングをしたい方におすすめです。重さがある分、パフォーマンスには少し不向きかもしれませんね。

まとめ

サーフボードの素材や特徴を理解すると、ボード選びもさらに楽しくなりそうですね。
その日の海のコンディションや、自分のスタイルに合わせたボード選びサーフィンライフを楽しみましょう!

MAHALO