サーフィンをするのに、ハワイは最高のロケーションです。波がいいのはもちろんのことハワイはサーフボードレンタルやサーフレッスンが充実しているので初心者の方もトライしやすいと思います。
しかし、注意しなければならないことやサーフポイントの特徴、ベストシーズンなどを事前に知っていた方がよりサーフィンを楽しめるでしょう。そこで、季節別ハワイ・オアフ島サーフポイントの情報をまとめていきます。

ハワイ オアフ島の位置

まず初めに、なぜハワイはサーフィンに適しているのでしょうか?それは、ハワイの位置が大きく関係しています。

オアフ島は、太平洋の真ん中に位置しています。一番近い大陸でも4000キロ離れている北アメリカ大陸です。
また、ハワイの周辺は水深5000メートルにもなります。このことから、うねりを妨げるものがないということは言うまでもないですね。
外洋のうねりを邪魔するものがないのでパワフルな波がどの方向からも届きオールシーズンサーフィンが楽しめる環境です。ただ、季節によってどこのエリアの波がいいか、自分のレベルだとどこが適しているのかを知っておくともっともっとサーフィンが楽しめるでしょう!

オアフ島 4つのエリア

ハワイ・オアフ島は大きく分けて4つのエリアに分かれています。
サウスショア、ウエストショア、ノースショア、イーストショアです。

サウスショア


サーフィンの発祥地と言われているエリアです。このエルアは1年を通じてサーフィン可能な波が割れています。
夏の時期は、あらゆるレベルのサーファーを満足させてくれる波があるでしょう。

ノースショア


世界一のサーフィンの聖地言っても過言ではない、ハイクオリティな波が現れます。
この海岸線は奇跡の7マイルとも呼ばれており、世界各国、ハイレベルのサーファーが集まる場所でも有名です。

ウエストショア


古き良きハワイが色濃く残るエリア。
日本人には馴染みが薄いかもしれないですが、クオリティの高い波がローカルを魅了しています。

イーストショア


このエリアでサーフィンをするには東風が吹いていないときがチャンスです。北東風の影響でオンショアのコンディションが多いです。
しかし北東風の影響もあって、1年を通じて波がある事が多く、コンスタントにサーフィン可能です。

季節別エリア解説

Spring 4月~5月


春の時期は、東西南北どの方向からも波が入ってくる多彩な時期です。
雨も少なくなって晴れる日が増えてきます。
北からのうねりが衰えてきますが、初心者だとまだまだノースショアに入るのは難しでしょう。
初心者の人が入るにはやはりサウスショアです。ワイキキ付近は緩やかな波が長く続くブレイクで初心者の練習に最適です。ただ、混雑している時が多いのと、初心者の人が多いので接触事故には十分気を付けて入ってくださいね。また、小さい波を求めていってもカルフォルニアに寒冷前線が下りてきていると東うねりが入ってくるのでサイズが上がってきたりもするので注意しないといけません。

Summer6月~9月


夏の時期はコンスタントに南うねりが届き、ノースショアはほとんど波がなくなります。
この南うねりは南氷洋の嵐から届きます。
サイズを落としながらハワイに届きますが、見た目よりパワフルなうねりです。
初心者の人は湾になっているポイントで入ることをおすすめします。
日が高くなるにつれて風が強まるので朝のうちに入ると風、波共に穏やかで乗りやすいと思います。

Autumn10月~11月


秋の時期は多彩な波を楽しめる時期です。春同様、東西南北どの方向からも波がやってきます。ハワイも気温も徐々に下がってくるので秋を感じることができます。
しかし、夏とあまり変わらず南うねりが入ってくるのでサウスショアでもサイズが大きい時があります。
サウスショアで波が大きすぎる!なんて時は、イーストショアがおすすめです。この時期は、北うねりも入ってくるのでノースショアも波が大きくなってきています。多彩な波が次入ってくる時期なので、波情報をこまめにチェックすることをお勧めします。

Winter12月~3月


冬の時期は北うねりでノースショアにはパワフルなビックウェーブが次々とやってきます。
この時期はプロサーファーやローカルたちのハイレベルセッションが繰り広げられます。その為、初級~中級者は遠慮したほうがいい場合もあります。しかし、見ているだけでも十分楽しめます。
もし、サーフィンをするのであれば迷わずサウスショアに回った方がいいでしょう。

最後に

サーフィンには世界共通のルールが存在します。
ワンマン・ワンウェーブ」
これは「一つの波に、一人だけ」という意味です。ハワイ・オアフ島はいたるところで、いろんなタイプの波がブレイクしているのでルールを守り自分のレベルに合ったサーフポイントでサーフィンを楽しんでください。